M住宅耐震他改修工事
建築 / 集合住宅
この物件はK市の共同住宅での施工でした。住民さんとテナントの居ながら工事になるため、制約が多く、限られた時間の中で施工を完了させる必要がありました。
1、2階の店舗と3階から上階の居住空間の状況からテナント、居住者に迷惑のかからないよう、複数の工法が設計の段階から盛り込まれており多数の工法を同時に施工するという状況でした。
メイン工事はスリット工法で、すべての階で柱と壁を切り離す工事を行い、その数は計157箇所になりました。
補強工事としては開口を保持しながら補強しなければならないため、今回は炭素繊維を用いたSR-CFアンカー工法での施工とスタンダードな壁の増打ち工法を併用する形での施工となりました。